• 言語発達障害の原因はなに?

    言語発達障害の原因はひとつだけではなくて、
    いくつかの要因が重なっていることが多いって言われています。

    よく挙げられるのは

    • 脳の言語処理の特性
    • 発達特性(ASD・ADHDなど)との関連
    • 認知や記憶の特性
    • 聞こえの問題(難聴ではない場合も含む)

    今回焦点をあてるのは聞こえの問題。
    その中でも最近注目されるようになってきた「APD」

    筆者も我が子もAPDののような特性があるので
    具体例をあげつつ、近年言われ始めてきている
    APDと言語発達障害の関係について話していきたいと思います。


    APDってなに?

    APDとは
    聴覚情報処理障害のこと

    耳は聞こえているのに、聞いた音を脳でうまく処理できない状態を指します。

    最近では同様の状態をLiD(聞き取り困難症)と称されることもあるようです

    たとえば

    • 会話の反応が遅い
    • 聞き返しが多い
    • 周りが騒がしいと急に理解できなくなる

    こういう様子があると、
    「聞いてないのかな?」「集中してない?」って思われがちだけど、
    実際は音の整理そのものが大変なことも多いんです

    普通は「リンゴ」と聞こえたら、
    一瞬でリンゴそのものがまっさきに頭に浮かぶと思います。

    ところが、私の場合は
    「リンゴ」と聞こえたときに
    「赤色」「果物」「青森県」「梨」など
    キーワードや似たもののみが想像されているイメージなんです

    「リンゴ」にたどり着く時間が必要なので返事が遅くなりがちなんです

    ほかにも、雑音があると
    雑音の音量がほかの人より大きく聞こえているようで
    会話が一切聞きとれないことも多いです。


    APDと言語発達障害の関係

    APDと言語発達障害は、
    **「別のものだけど、関係することが多い」**と近年言われてきています。

    APDがあると

    • 言葉を正確に聞き取れない
    • 音の違いがあいまい
    • 文として理解する前に情報が抜け落ちる

    その結果、
    言葉を覚えにくい・使いにくい
    ▶ 言語発達障害として目立ちやすくなる

    つまり
    APDは、言語発達を邪魔しやすい要因のひとつ
    という位置づけが一番近いと思います。


    APDの子どもって、どんな感じ?

    APDの特性がある子は、こんな様子が見られることが多いです

    • 名前を呼ばれても気づかないことがある
    • 一度で指示が通りにくい
    • 「なに?」が多い
    • 話を聞いているようで内容がズレる

    でも、
    目で見た情報や、ゆっくり説明されると理解できることも多いです。

    「わかってない」のではなく、
    聞き方が違うだけなことがほんとに多いと言われています😌

    私の子どもも名前を呼ばれても返事しないことは多いし、
    指示はほとんど通らない、
    改めて指示すると「なにー?」と聞き返す。

    そんな感じですが、頭に届けば理解はできているようです


    APDがある子への、適切で効果的な接し方

    大事なのは、
    「ちゃんと聞いて!」じゃなくて、聞きやすくする工夫

    おすすめなのは

    • 短く区切って話す
    • 一文一指示を意識する
    • 視覚情報(ジェスチャー・絵・文字)を一緒に使う
    • 周囲の音を減らす
    • 繰り返しを前提にする

    これだけで、
    理解度も安心感もかなり変わることが多いです


    まとめ

    APDと言語発達障害は、
    「同じもの」ではないけど、無関係でもない

    聞こえの特性に気づくことで、
    「どうして伝わらないのか」が見えてくることもある

    子どもが楽になる工夫は、
    親も一緒にラクになる工夫