• 子どもに「切れ味の良い包丁」が選ばれている理由

    「よく切れる=危ない」と思われがちですが、実はその逆と言われています。なぜ切れ味が良い包丁がおすすめなのか、理由を主に2つあげます。

    • 無駄な力が入らないから滑らない
    • 「刃物は危ないもの」という正しい緊張感が身につく

    切れない包丁を使うと、食材を潰すように力を込めて切ることになります。

    この「力を入れた瞬間」に手元が狂い、刃が滑って指を創ってしまうのが一番危険です。よく切れる包丁なら、ストンと軽い力で切れるため、刃が滑るリスクが激減します。

    触るだけで切れる本物の包丁を使うことで、子ども自身に「丁寧に扱わなければいけない」という良い意味での緊張感が生まれます。

    切れ味の良い包丁を使うデメリット

    ただ、メリットばかりではありません。親が見守る上で知っておくべきデメリットがあります。

    • ちょっと触れただけで切れる
    • 親側の「見守るハラハラ感」が増す
    • 食材の準備に工夫がいる

    使う前の約束事(「刃には絶対に触らない」「よそ見をしない」)を毎回徹底しないといけません、

    当たり前のこととは思いますが、最初のうちは、親が後ろから手を添えて一緒に切っていました。

    食材を固定するのは「猫の手(グーの手)」にするか、親が変わりに食材を持ってあげていました。

    自分の手を切らない?

    うちは3歳からよく切れる包丁を使って、柔らかめのウインナー(ウイニー)やきゅうりを切らせ始めました。

    切れ味がいいもので、自分の手を切らないか?

    というと、最初は手が傷だらけになることはありました。

    ですが、すぐにコツを掴んで、めったなことでは指を切らなくなりました。

    とはいえ、基本的には5,6歳ころの慣れるまでの期間は刃つけがないものやギザギザの刃がよいと言われています。

    最初からよく切れる包丁でも大丈夫?

    うちの子は、最初からよく切れる包丁でも問題ありませんでした。

    うちの子は言葉や運動能力の発達がゆっくりで不器用なほうですが、人に向かってふざけて刃物を向けるようなタイプではありませんでしたし、包丁はすぐに慣れ、3歳でうまく扱っていました。

    むしろ、力が弱い分、指を思いっきり切ることがありませんでした。

    発達がゆっくりで、人の痛みがまだ理解できない子でも、自分が痛い想いをしないようにすることを先に理解することが多いので、はさみを上手に使える子なら怪我はしにくいようです。

    苦手なことは多いけれど、料理はよくできると、自信になったようで、6歳を過ぎても、たまに自主的に料理に参加してきます。

    料理を高い頻度でしたがる子ばかりではないですし、包丁を何本も買うのは抵抗があると思います。

    怪我してもあまり気にしないタイプの子で、力が強くない子であれば、親がぴったりついて見守る必要はありますが、小さいころからでも最初からよく切れる包丁をおすすめします。

    最初の1本こそ、本物を選ぶ

    子ども用の包丁には、大きく分けて「刃がないタイプ」「ギザギザ刃タイプ」「本物の刃(ステンレスや鋼)タイプ」があります。

    怪我が怖い気持ちはあると思いますが、「よく切れる包丁を、正しいルールを守って使う」ことこそが、怪我を遠ざけ、料理を好きになる一番の近道だと感じました。

    ぜひ、お子さん専用の「よく切れる相棒」を一緒に探してみてくださいね。